つぶやいたー

 

雪「シュラさん、僕はこれからアフリカ南東沖コモロ諸島までいってきます。正直、いつ戻れるかわかりませんのでその間兄さんのことお願いします… ぶっちゃけシュラさんには預けたくないけど」

シュラ「えーおまえの何言ってるの雪男?コモロ諸島に祓魔師の出張所があるなんて初耳なんだけど」

雪「いえ、違います。左遷とかそういうのじゃなくて、シーラカンスを捕獲するまで帰らないって決めたんです」

シュラ「どうしちゃったおまえ、悪魔に憑かれたか!?」

雪「僕は正常です。悪魔に憑かれていませんよ。ただシーラカンスを捕獲しに行くだけじゃないですか」

シュラ「まともな人間はいきなり晩御飯のおかず買ってくる的なノリでシーラカンス捕って来るなんていわにゃいよ!?何があった!どっかで頭でも打ったか!」

雪「実は先月のバレンタインのことなんですが、かくかくじかじか、でして。ちなみに現在そのカブトガニは元気に育っていて何故かよく脱走しようとするんですが、 僕と兄さんがイチャイチャしてるときはじっと見てることがあります。正直、不気味だけど」

シュラ「ぶほお!バレンタインにカブトガニとか燐の頭の構造ってどうなってんだ!」

雪「そこはフェレス卿に騙された部分もあるのでなんとも言えないんですけど、でも僕、カブトガニ貰ってしまった分ホワイトデーのお返しに悩みに悩みまして…。 これはもうカブトガニに匹敵…いやホワイトデーなので倍返しの意味も含めてカブトガニよりはるかに捕獲が難しいシーラカンスを捕ってくるしかないと…!」

シュラ「燐もおまえも頭の構造大概だな!にてねーけどさすが双子!じゃなくて、しっかりしろ雪男!そんなこと無理に決まってるだろ!」

雪「やってみたいとわからないじゃないですか!僕は諦めない!」

シュラ「しっかりしろよー雪男おおおお!おまえそんなキャラじゃなかっただろう!?第一、百歩…いや万歩譲って捕獲に成功したとしても、ワシン●ン条約というおっきすぎる壁があるんだよ!?」

雪「そこはフェレス卿に力(コネ)でも使ってなんとでも」

シュラ「できない、できないから!いくらメフィストでもワシ●トン条約…いや奴なら裏で色々できそうな気がしなくもないけど、でもやめておけ!ほんとやめとけって雪男、冷静になれ!」

燐「おー?二人して何話してるんだ?」

シュラ「あ!燐、おまえから弟説得して止めてくれよ!なんかこいつこれこれこういうわけでシーラカンス捕りにアフリカまでいってくるって言うんだ!兄貴だろ、おまえ止めろ!」

燐「え!雪男なんだって!?わざわざカブトガニのお返しのためにそこまでしてくれなくても、おまえのその気持ちだけで充分だから!!」

シュラ「(お返しにシーラカンス捕ってくるっていう気持ち…あたしなら嫌だけどな)」

雪「何言ってるんだよ兄さん!兄さんだって僕のために瀬戸内海までいってカブトガニとってきてくれたじゃないか!僕はそのお返しがしたいだけなんだよ。たとえどんな試練(深海魚でワシン●ン条約保護対象)が待ち受けて いるとしても…僕も兄さんへの究極の愛を示したいんだ!…頼む兄さん、行かせてくれ、アフリカへ!」

燐「ゆ、雪男!!」

シュラ「ちょっと待て、燐、おまえ何涙ぐんでるんだあああああ!!」

燐「…わかった…雪男…おまえの愛は常日頃から充分感じてるけど…。でもおまえがそこまでいうなら…俺に愛を示してくれ、アフリカに行って!」

雪「兄さん…!(じーん)僕がんばるよ!」

燐「雪男…愛してるぜ!(ガバ!)」

雪「兄さん…!(ガシイ!)」

シュラ「いや、止めろよこのバカどもがあああああああ!!!!」











2012.3.14 
果たして雪男はシーラカンスをゲットできるのか!?…続かない!